一扇について

一扇はヴィンテージ着物などのリデザインプロダクツを企画/製造して世界に販売します

日本では使われていない美しい着物や、各地に受け継がれてきた特殊な染織技術がたくさんあります。しかし、西洋文化が根付いている日本では需要が少ないのです。 また、これらをそのままでは現代の生活に取り入れるのが難しいからです。 私たちは、これら日本の大切な資産を伝統文化や技術を尊重しながら、現代の生活に取り入れやすいようにリデザインし商品化します。当ショップでは、世界中の人々に日常生活の中で気軽に楽しんでいただける日本の伝統文化リデザインプロダクツ(※)を発表していきます。

※リデザインプロダクツとは?
「完成したデザイン」を「最適化」します。 具体例として、日本の伝統的な着物や帯は完成品(衣類)です。 日本人の多くは先祖から受け継いだ着物を大切に保管しておりますが、現代の生活でそれらを着用している人はわずかです。 私たちは、これらの使われていない資産を有効活用し、世界中の人々が日常で楽しんでいただけるアイテム(商品)へと「最適化」していきます。 私たちはこのビジネスモデルを「リデザイン」と定義します。

私たちは着物をはじめとする日本伝統文化資産のリデザインプロダクツを通じて、世界中の人々との絆を深めたいと考えています。

戦争や紛争、さまざまな感染症などで世界は混沌としています。混沌とした時代こそ、共感、感謝、思いやりが大切です。私たちの第一弾リデザイン製品である「羽織」は、昔の職人や作家が手仕事で作った希少なヴィンテージ着物をベースにしています。 見事な色彩と非常に美しく魅惑的な伝統的な模様で装飾されています。 着物の伝統文様には、五穀豊穣、開運、子供の成長、家内健康長寿、学業成就、家内安全、子孫繁栄、芸能の上達など人々の願いが込められています。 世界中の人々が伝統文様に先人の願いに思いを馳せて日本伝統文化を楽しんでいただきたいと思います。

着物をはじめとする日本伝統文化を
現代にフィットしたかたちで世界に伝えたい。

真の日本を間近で体験

日本には素晴らしい伝統文化遺産や伝統工芸技術が数多くあります。 しかし、各地域に残る伝統文化技術や遺産は、世界に知られる前に衰退の一途をたどっています。私は学生時代、国内外で様々なものづくりを学び、長年クリエイティブの仕事にかかわってきました。私はものづくりの素晴らしさは理解しています。 持続可能な時代において、日本の「もったいない文化」をベースに、日本人としての使命として次世代に受け継いでいくべき日本の魅力を伝えていきたいと考えています。

古志 浩之

ストアオーナー/リデザインプロデューサー

 ストア/ブランドロゴデザイン

紫舟

書家/芸術家/大阪芸術大学教授

紫舟は、日本の伝統文化である書道をメディアアート、彫刻、絵画へと進化させ、それぞれの文字に込められた感情や理由を引き出します。彼女のスタイルはまさにユニークな現代美術であり、日本の哲学や文化を世界に広めています。「書」を平面や伝統文化の制約から解放した『三次元の書』をはじめ、書が絵画と融合した『書画』、象形文字が再び命を宿し動き始める『メディアアート』など、伝統文化を新しい斬り口で再構築した書の作品は、唯一無二の現代アートと言われている。フランス・ルーヴル美術館地下会場で金賞を受賞するなど、日本だけでなく世界でも活躍。国内では、『紫舟』展に天皇皇后両陛下(現上皇上皇后両陛下)の行幸啓を受けた。東京オリンピックの事務局やNHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字も手掛ける。